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「専属」とはどういう意味合いなのか

 


 

 【専属マネジメントの意味】

タレント等の所属契約書は、専属マネジメント契約書とも呼ばれます。契約書のタイトル自体はどちらでも良いのですが、専属マネジメント契約という場合の「専属」とはどういう意味合いでしょうか。
 
 
 
 
この「専属」には二つの意味合いがあると考えます。
一つ目は、契約をして所属をするプロダクション以外には所属しないという意味合い。
もう一つは、芸能活動に関するマネジメントを、所属するプロダクションに専属的にお願いをする、という意味合いです。
 
 
二つ目の芸能活動に関するマネジメントを専属的にお願いするという時点で、実質他のプロダクションに所属できませんので、そういう意味ではマネジメントを専属的にお願いをするということが本質的な意味合いともいえます。
 
 
 
では、専属的に芸能活動に関するマネジメントをお願いするとはどういうことでしょうか。マネジメントは直訳すると「管理」となり、割と抽象的な言葉ではあります。よってマネジメントという言葉だけですと、具体的に何をプロダクションに専属的にお願いしているのかが不明瞭ではありますので、契約書ではきちんとそうしたマネジメントの具体的な内容を記載します。
 
 
マネジメントとは、所属するタレント等の芸能活動に関する案件の獲得活動、売り込み、交渉、契約締結、ギャラの受領と管理、タレント等の肖像権の管理と利用、著作物の管理と利用etc.....
 
 
 
そうしたマネジメントの具体的な内容は、また別途このサイトで書かせて頂きます。
 
 
 
「専属」というものをすごく簡単に言ってしまうと、芸能活動は全て所属するプロダクションを通して行うということになります。逆を言えば、所属するプロダクションを通さずに芸能活動を行ってはならないということになります。
 
 
 

 【部分的な専属】

通常、「専属」という場合は、上記のように、その所属タレント等の全ての芸能活動を専属的にマネジメントすることになりますが、部分的な専属というのもあります。
 
 
とりわけ最近はライブ配信やYoutube等でのコンテンツ配信が盛んになり、そうしたライブ配信やYoutube等でのコンテンツ配信領域だけを専属的にマネジメントする、というようなパターンも見受けられます。
 
 
そうした部分的な専属マネジメントの場合、その部分以外は専属ではないため、そのタレント等が自由に活動できる領域になります。
 
 
 
あと、アイドルグループ等ですと、アイドルグループのメンバーとしての活動はAという事務所がマネジメントし、それ以外の活動はBという事務所がマネジメントする、というようなやり方も見受けられますね。
 
 
 
近年、こうして部分的な専属というタイプの契約も増えてきましたので、時代や状況に即した契約というのは心掛けていきたいところですね。
 
 
 
 
 
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